新栄堂しんえいどう

自分に適した分野や財運

自分に適した分野(仕事)

仕事は人生にとって、とても大切なものです。
収入を得るという単純なものだけでなく、仕事を通して沢山の学ぶものがあり、有意義な人間関係ができるからです。
人間には必ずその人に合った仕事というものが有ります。
しかしその仕事が『ミスマッチ』ですと、その人の人生は苦痛の多いものになってしまいます。また実りも少なくなります。
それでは自分に合った仕事とは? また自分の仕事運、社会運はどうなのでしょうか?
また、いつ転職したり独立したら良いのでしょうか? そして気を付ける時期は?

身旺身弱で見る職業

身旺
独立自営に向きます。
また、会社での管理職など、人を指導したり支配するのに適する仕事運です。
たとえば、政治家、特別職、社長、専務など。
身弱
人に依存しやすいが、技術などの専門的な職業に向く仕事運です。

変通星で見る職業

癸卯 丁卯 癸亥 癸丑
偏官 偏官 偏官
偏印 偏印 偏官 食神

1.まず、ご自分の四柱推命の命式表をご覧下さい。(上の命式表は一例です)
丸い円の中の木火土金水の五行に、バランスよく●星がはいっていれば運の安定が良い人となります。●星がどこかに三つ以上固まる人や、一つも無い所が有る人は年回りにより、良かったり悪かったり極端です。
次にその右側の四角い表を見てください。
その表の上から三行目の星、特に『月』の柱がポイントです。この表の場合は「偏官」になっています。そして、その偏官(月柱)と、年時の柱との並びですね、この表の場合は偏官が3つ並んでいます。
この並びと、五行(丸い円)のどこに星(●)が多いかがポイントになります。

  • ★また星の並びも大切です。
    ※偏通星に付く地支星(十二運)はある程度旺相している方が良い。
  • 財官印三宝
    偏印印緩 正官偏官 正財偏財
    才能
    ・頭脳
    社会
    ・仕事
    お金
    ・家庭

    お金と社会と才能の3つが備わった命

  • (官印両全)
    正官偏官 印緩偏印
    社会
    ・仕事
    才能
    ・頭脳

    社会的に伸びていく

  • (財官双美)
    正官偏官 偏財正財
    地位
    ・仕事
    お金
    ・家庭

    財運と地位名誉に恵まれる

  • (傷官生財)
    偏財正財 傷官食神
    お金の星 お金をつくる星

    商才に恵まれる

上記のような星の並びは良い並びですが、悪い星の並びも有ります。
悪い並びの星を持った場合は年回りにより注意が必要です。(詳しくはお尋ね下さい。)

※ 実際はそれほど単純なものでは有りませんが…。
一般的には、比肩、劫財、敗財は自分の星で、自我が強くお金を流しやすい傾向が有ります。
また、傷官は創造、表現力の星ですので芸術、技術方面に。正財、偏財はお金の星です。
そして、正官は地位の星、ホワイトカラー、偏官はブルーカラー、現場の星。
印星は頭脳の星、ブレーンが良いでしょう、お金もコツコツ貯めます。
食傷と財星が並ぶとお金を生み出す商売の星、金運も上々です。

財運について

天干星の並びが食傷(食神・傷官)と財星(偏財・正財)とが並んでいる命式を「傷官成財格」といいます。
ある程度比肩が確りしていて、旺相した食神と財星が並んでいれば金運があります。
※ 気の流れ:比肩⇒ 食傷⇒ 偏財と流れる(比肩が食傷を生み、食傷が財星を生んでいる)

財運のある命式の例

(例)松下幸之助(1894年11月27日 巳の刻。男命、和歌山県生れ、パナソニック創業者)

丁巳 癸酉 乙亥 甲午
偏財 食神 傷官
帝旺
偏財 偏印 比肩 正財

その他、ソフトバンク社長の孫 正義氏も正財と食神の並びです。

  • ・劫財に確りした食神が付いている場合も金運はあります(この場合は、やや一か八かの傾向もある)。
  • ・財星と官星の並びの場合はサラリーマンの人も多く居ます。また、時柱に印綬が出ていて「財官印三宝」の形の人は社会で頭角を現している人が多く居ます。
  • ・財星や官星、食神星は地支が旺相している方が活躍できます。
  • ・大運では、30代~40代にお金を表す財星、そして50代~60代に社会的な地位を表す官星が来ればベストです(勿論、四柱本体との関係によりますが?)。

転職、独立

転職・独立のとき、時期を誤ると大変です。
夏運、特に『官星』が現れている時は仕事の運も有り、転職しても、次の仕事も有りますが、冬運『比肩、劫財、敗財』がきている時は大変な苦労をします。 必ず年回りを詳しく見る事をお勧めします。
特に最近は不景気です、ご自分の先天運をしっかりと知って、正しい判断と行動をなさる事をお勧めします。
また、独立等、会社設立には必ず『良い日』にしましょう。
その会社運は社長の運と共に会社が存続するまで一生ついてまわります。
会社設立日は誕生日と一緒です。 登記等は良い日に行いましょう。

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