新栄堂しんえいどう

命式

命式について

「命式」又は「命式表」は生れた年月日時の干支八字を一定の原理と方式に則って書式化・図式化したものをいい、その人の運命の方程式(設計図)とも言えるものです。命式は干支・変通星(天干星)・十二運(地支星)・地支による変通星、五行図、大運・流年、吉凶星(神殺)等から成り立っていますが、根本は やはり年月日時の干支(八字)にあります。
四柱推命の鑑定(看命)とは、この命式を読むことであり、命式表の解説を通して、命理組織を解明してゆくことを意味しています。この命式を読み解くにあたっては、安田式五行図を用いると、一目で五行のバランスや気の流れを掴むことができます。

同じ人物でも流派によって蔵干や星の名称、大運の出し方等に違いがありますし、重んじる変通星も異なりますので、命式の様態も違ってきます。また、安田流においては、命式表に五行図(安田流)を加えることで、命式表の完成となります(下記は、パナソニックの創業者、松下幸之助の命式を安田流と泰山流で出してみました)。

高木流(安田流)と泰山流等の命式や大運の違い

下記の命式は、松下幸之助の命式です。松下幸之助(1894年11月27日巳の刻生れ。日本の実業家、発明家で、パナソニックを一代で築き上げた経営者)

  • ※高木流(安田流)で出した命式と、大運一覧表。
    順行3年運(3年ごとに大運が変わる)、行運1935年(42歳)。
  • ※泰山流で出した命式と、大運一覧表。
    命式の地支の採り方や大運の採り方が、高木竜(安田流)とは異なる。行運1935年(42歳)。

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