新栄堂しんえいどう

病気・事故・怪我など

四柱推命で健康運を見るには

  • 健康体の基本条件

    1. 1. 身旺(比肩が強い)
    2. 2. 病気の星がない。
    3. 3. 五行のバランスが良い。
    4. 4. 十二運が安定している。
    5. 5. 食神が健旺(※旺相して且つ壊されていない)
  • 病気の星(命式)

    1. 1. 偏印。特に倒食。(慢性病が多いが、強く尅象が出た場合は急性も)
    2. 2. 傷官。特に傷官と官星の相尅。(尅した部分の臓器、外科・怪我・事故)
    3. 3. 十二運…主に病、死墓絶。
    4. 4. 五行の偏向と大過。木と土の大過→癌体質の恐れあり。
    5. 5. 発病の時期。
      • ・偏印→病気の元を作りやすい。※検査期
      • ・比肩星→患部の発症。命の危険も。
      • ・財星→医療費がかかるが、治る可能性大。
      • ・官星→命の危険あり、特に偏官の時期。
    6. 6. 精神的病…印星と食傷という精神的な星がアンバランスに悪く働く場合。
      (例)印星大過/印星と食傷の大過/印星と財星の大過/傷官と官星の大過 etc.
※上記命式表は一例です。

四柱推命で健康運を見る時には、命式表の丸い円をご覧下さい。

第1ポイント

円の中の木火土金水の五行の中で●星が多すぎるところが第一ポイントです。

第2ポイント

次に多すぎるところが尅すところや●星が全く無いところが、第二ポイントです。
それはその部分の『気』の流れが、●星が多すぎたり無かったりすると悪くなるからです。

なんといっても五行の『気』の流れが健康運のポイントです。気の流れは時計回りと同じで右回りです。
東洋医学では昔から『気・血・水』と言っています。

健 康

  • 『気』の流れが悪くなると(気の毒)⇒『情』の流れが悪くなり、情の流れが悪くなるとストレスが発生して、『自律神経』が過度に反応し、血の流れに変調をきたし、(血毒)となり、⇒今度はリンパの流れが悪くなり、水が溜まる(水毒)を起こすのです。
    ですから五行のバランスの悪い人は気の流れが悪くストレスが溜まりやすい健康運の持ち主です。
  • また、健康運を見る場合、命式中の星に『精神』の星があります。特に『偏印』という星と『傷官』という星です。
    この偏印という星は考えるという星です。この星が多すぎたり印星のウエイトが多くなると悩んだり、迷ったりして内向してストレスが溜まり病気になりやすくなります。
    (偏印は健康運では病気の星、マイナス思考になりやすい星です。)
    そして、傷官という星は感受性の星です、この星が多く出ますと神経質になりやすく、やはりストレスなどで病気、特に胃腸を壊しやすくなります。(要するに気のアンバランスから起こる場合が多いのです。)
    精神ストレス→消化器系の病気になりやすい。
  • また、専門的ですが羊刃という星が有ります。この星は宝(健康を)壊す凶神ですので、この星が出た場合は注意が必要です。特に財星と一緒に出ると健康運を失くしやすく、傷官星と一緒に出ると、事故や怪我に注意です。また神経質になり、その結果ストレスが溜まりやすくなります。健康運を壊す星です。
  • また冬の運勢の時、星で言えば比肩・劫財・敗財という星ですが、この星が毎年運のところに出て、その下(勢い)に死・墓・絶が出た場合は健康運が非常に下がります。老人や、身体の弱い人には要注意の時です。
  • また生れた日の柱と同じ柱が毎年運に出る場合が六十年に一度有ります。この年は生死別や良くない事が急激に起こりますので、本当に注意して下さい。
    (通常の冬運よりも大変な時です→自分や自分の周りの健康運に注意の時です。)

五行と病気

肝臓病・胆嚢・脳病・不眠症・皮膚病・若禿げ・ノイローゼ・打撲・首から上の病気(主に外傷)
  • 甲…頭痛持ち・むち打ちが多い
  • 乙…扁桃腺
心臓病・血圧・眼病・熱病・循環器系疾病・火事・火傷・小腸
  • 丙…胃腸が弱い
  • 丁…一般に丈夫
胃腸病・腹部の疾病・糖尿病・脾臓・消化器系・腫瘍・遭難・土砂崩れ
  • 戊…胃
  • 己…腸
肺病・喘息・咽喉・鼻等の呼吸器系疾患・脊柱・骨折・ヘルニア・大腸・事故・手術・歯・三半規管
  • 庚乙の合…歯が丈夫
  • 辛…皮膚・喘息
腎臓病・生殖器・泌尿器系の病気・冷え性・痔・胆石・糖尿病・水難アルコール・酒・血液・耳
  • 壬…糖尿病
  • 癸…腎臓病

事故・怪我

  • 傷官という星は身体に『キズ』をつける星です。ですからこの星を命式に持っている人や、この星が廻ってくる年回りには事故や怪我をする場合が非常に多いようです。
    特に傷官に羊刃が付く場合にはその傾向が増します。
    また、羊刃とか飛刃という星を持っている人は、十二年に一度(一年間)だけ、この凶星が暴れやすくなりますので、その年は注意が必要です。
  • 丸い円の五行の『金』という場所に、●星が固まった場合も交通事故や怪我などする可能性が増す年です。この年は車などの運転はスピードを出さぬよう、気を付けて運転してください。
  • 専門的になりますが、劫殺という星がある人も事故運が有る方です、年回りによりこの凶神が廻って来る場合が有りますのでその年も注意が必要です。

※ご自分の先天運を前もってしっかりと、詳しく知っておく事が大切かと思われます。

病気

気をつける時期
  • ・偏印は病気の星なので、この星を多く持っている人は注意が必要です。
    また、この年に健康診断を受けて下さい。次の比肩の年に発病する可能性があります。
  • ・偏印と食神が同時に現れた場合は、「倒食」となり、食神の福禄が壊されて 運命的にかなりのピンチになります。健康面でも本当に気を付けなければなりません。
  • ・傷官は精神の星です。この星を多く持っている人の場合、ストレスがたまりやすく、 それが原因で胃潰瘍などの病気になる可能性が有ります。
  • ・比肩の年 比肩星が大過すると財星(健康)を壊す場合がありますので、この年は注意が必要です。
  • ・官星の多い人は無理をして頑張ってしまい、ポッキリといく場合が多い。 病気の始まりの年(内部で進行をはじめる年)流年が死、墓、絶の年は気をつけなければなりません。

四柱命式の時柱に、食神・正財・偏財・正官・印綬が出る方は概して慎重な方で、常に健康に注意する方が多い。しかし、時柱に比肩・劫財・敗財・傷官の場合は、大酒を飲んだり、身体の事を考えずに無理ばかりして体調を崩してしまう方が多い。

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